トモタケ Tシャツ

2010.06.30

トモタケ Tシャツ

きっかけはこのTシャツでした。
音楽が好きという事もあり娘の名前には音という文字を入れる事にしました。
傲然にも音=楽器をモチーフにした可愛すぎずシックなTシャツに出会いました。

なんとも言えない風合い、シンプルなデザインに惹かれました。
タンニンで下染めした布に、泥をつかって染めています。
色むらができないように指先で布にまんべんなくこすりつけていきます。
染めをほどこしたら蒸して洗って完成となります。
福岡はまだ梅雨真っ盛りですが、もうすぐ初夏の到来。

夏と言えばTシャツ トモタケのTシャツは他にもいろいろなモチーフの
柄があります。
子供用だけではなく、大人用まで 是非 会場でお確かめください!

今回 PATINAオリジナルTシャツもトモタケさんに製作してもらいました。
シンプルで飽きがこないデザインです。
子供用にはかわいらしいモチーフもあります!

*PATINA presents トモタケの泥染展
 2010.7.10 ~ 7.18 11:00 ~ 19:00
 SPACE iDE ヘアサロンiDE 2F

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Yodel 3

2010.06.24

ワインか日本酒か又は煎茶で 服部滋樹/graf
GOOD WEAVER
アパルトマンなんか、恐くない 徳田由香里/ATELEIR LAURIER
アルマ・アレンと、開かれた静けさに消えていく建物 武末朋子/organ、ENOUGH
僕のような人は家を買っちゃダメ 成田博昭/Fructus
ドローイング 薮直樹
インタビュー だんだん良くなる家「モン・シェリ」加藤慶子さんの場合
飛行機の窓から外を眺めながらカタイことを考えてしまった 
            野見山総一郎/Soichiro Nomiyama Design、ENOUGH
「家をつくるならば?」ペトブルのお客さまに、つぶやいてもらいました。
             小出信二/petrol blue
家についての都市的な考察 加藤孝司/FORM_Story of design
At Water House 河崎政芳/Publik:
A House is Not a Home 石井勇/wood/water records
思想が宿る場所としてのHOME 泉哲雄/trouville
スリッパが嫌いな僕にとっての選択肢 有吉祐人/spumoni、ENOUGH
なんてことだ、人が訪ねてくるとは!今日はついてる。轟木渡/とどろき酒店
かぼちゃの引っ越し蕎麦を食べました 重藤賢一/チューリップスープ
dosokunisenkai 田中純二/TOWN CRAFT、ENOUGH
店主敬白 矢野薫/葡萄月
patina presents 「TOMOTAKE EXHIBITION 」 PATINA
ps 武末充敏/organ、ENOUGH

参加させていただきました。
今回のテーマは「家をつくるならば」です。

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展示会のお知らせ

2010.06.21

patina00.jpg

PATINA presents トモタケの泥染展
2010.7.10(sat) – 7.18(sun) 11:00 – 19:00

opening party 7.10(sat) 19:00 start
drink : coffon live : lem 1drink¥500となります。
*お子様連れでも気になさらずお気軽におこし下さい。

7.14(水)警固のカフェ coffonが出張カフェに来ます。

トモタケ(朝武雅裕 朝武広子)は、東京のアトリエで、泥染、刺繍
パッチワーク等の技術を用い、布を主な素材とした創作活動をしています。
福岡で初めての展示では、お部屋の身のまわりの布雑貨の新作や定番の
商品を中心に、テキスライルパネルや1点もののフレーム作品も展示販売
致します。また、イイダ傘店とのコラボレーションによる日傘や
澤村木綿子氏とのコラボレーションによる花飾り、そして今回の展示会用に
制作したトモタケ×PATINAオリジナルTシャツも販売致します。
この機会に是非お越し下さい。

展示会場
SPACE iDE
福岡市中央区薬院2-16-16 ヘアサロン「iDE」2F

お問合せ
PATINA tel 090-5740-2308
mail info@patina-fk.com

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steve harissonのカップ

2010.06.17

steve harissonのカップ

福岡は梅雨に入る前なのに既に真夏のような日差し
この季節になると 以前友人と女2人旅でロンドンに行ったことを思い出します。
丁度今くらいの季節だったでしょうか、ハイドパークでは皆上半身裸で
リラックスしていて 目いい一杯季節の恵みである太陽を楽しんでいた
ロンドンっこは皆幸せそうでした。
ケン ローチの映画で見るイギリスは独特の空の色 年間降雨の量は意外にも東京の
半分程度らしいのですが、突然の天候が変わりことが多くマッキントッシュの
ゴム引きコートやバブアーなどのオイル仕上げのコートなどが発展してきたのでしょう。
それも紳士的に!

現在、国立新美術館では大々的なルーシーリー展が開催され多くの方々が
素晴らしい作品の数々を堪能されていると思います。
今月号の芸術新潮はわかりやすく数々の視点からのレヴューが面白い特集でした。
ルーシーリーと作風は全く異なりますが、以前買い求めた事があるsteve harisson
のカップが偶然にも入荷しました。
イギリスはウェールズに窯をかまえ塩釉(ソルトグレイズ)という
製法でテーブルウェアを中心に制作して彼の作品は独特の魅力があります。
かのエマニュエル クパー氏もイギリスの若手有望陶芸家として
彼を注目しているようですし、walter keelerやjane hamlynといった
同じソルトグレイズ製法にて制作している作家とも近い作品の感覚があります。

これからの季節 彼のカップでビールを飲めば いつも以上に美味しく飲めそうです。

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「たかが映画じゃないか」

2010.06.16

先日こんな情報を聞いた「天神東宝で昔の映画を朝だけ上映しているらしい」
そんな事が行われているとは全く知らなかった。「午前10時の映画祭」
と題し 結構な名作が上映されていた。名作といえば的な 「カサブランカ」
だったり「 2001年宇宙の旅」から「眺めのいい部屋」 など・・
19日からはなんと「映画に愛をこめて アメリカの夜」トリュフォーです!
(これは行かなくては!)
他にも「北北西に進路を取れ」「太陽がいっぱい」「男と女」 etc・・

初めて映画を映画館で観たのは多分「銀河鉄道999」だったと思う。
いつから映画を観るのが好きになったのかは全く覚えてない。
ちょうど10代の終わりから20代にかけて年上の人と話す機会が増えた。
その当時の影響はかなりある。音楽を楽しみ、フランス映画を知った。
そして ジャン・ピエール=レオ に夢中になった。
大げさではなく私にとって映画を観るという時間はなくてはならないものとなった。
そしてその時の精神状態によって映画も大きく変わる。
「母なる証明」を観た。ボン・ジュノ監督 
(他は「TOKYO!」しか観ていないがこの「TOKYO!」の中では1番好きだ)
オープニングからやられてしまった。素晴らしい映像。
狂気を感じされる母親役の(キム・ヘジャ)障害のある息子(ウォン・ビン)
息子は女子高校生殺人事件の容疑者として逮捕され、母は事態を受け入れない。
無実を信じて、雲に覆われた町や土砂降りの通りをひたすら歩く。
記憶という迷宮。「パポ(馬鹿)」という言葉 少女の鼻血 太腿の
内側に刺される鍼。そして「母」には名前がない。抽象的な「母」として存在。

映画館で観たいと思った。
自宅のビデオを整理する。私の名作がたくさんある。
しかし観たくても現在の我が家にはビデオを観れる環境がない。
やはり映画は映画館で観た方がいいということだ。

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john gruen objects

2010.06.05

john gruen objects

20世紀のイタリア美術史で重要視されているジョルジュ モランディは
生涯 卓上静物と風景という限られたテーマでの創作活動が知られています。
意識しなくても、テーブルの上に置かれた瓶や水差し 碗など 何の変哲もない質素な同じ
マテリアルが多くの絵に繰り返し登場しモランディの作品だったと感じることができます。
テーブルも背景の壁も装飾のない無地であり、余分なものは一切描かれていません。
激しい自己主張も物語性もないモランディの静物画は独自の静寂な世界を形作っています。

前置きが長くなりしたが、john gruenは現在でもアメリカで活躍する写真家です。
このobjectsという写真集は1981年NYの出版社knofから初版3200部発行されています。
すべてモノクロで撮影されたアノニマスな日用品や石 どこかに捨てられていたもの
たちに生命を与えるかのごとく 物の本来持ってる魅力を最大限に引き出した写真で
構成されています。
この写真集を眺めるとあらためて写真が持っている魅力や可能性そして素敵な本に
出会えた喜びを与えてくる1冊です。
ジョン グルーエンのモノクロの写真をみて真っ先にモランディの静物画を
思い出したのは私だけではないはずです。

お部屋のディスプレイにも最適ですが、本当に手にとって眺めて欲しい1冊です。

*国内ではなかなか手に入れる事ができない写真集だと思います。

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