DEREK DAVISの器

2010.06.01

DEREK DAVISの器

日常的使う器 眺めるだけで幸せになる器
器にも様々な要素があります。
作り手の意図とは別に使い手がどう解釈して愛用するかは
その人 本人次第なのではないでしょうか?

derek davisは現存する作家ではありません。
1926年にサウスロンドンで生まれた彼は
もともと裕福な家柄に生まれ芸術一家だったようです。
70年代から80年代にかけて自らのポタリーで焼き上げた
スタジオラインです。
北欧の器やフランスの器とも違うしいていうならば
作風は違えどバーナード リーチから継承されイギリスに
渡った日本のエッセンスが入っているような気がします。

気に入った器が手に入ると幸せな気分になるものです。

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インゲヤード ローマン

2010.05.25

インゲヤード ローマンは現代のスウェーデンの女性ガラスデザイナー
の中では最も有名なのかもしれません。
スウェーデン出身ということもありカール・マルムステン設立の
カペラガーデンで学んだという学歴も優秀なのですが
長い年月にわたっての活躍によりスウェーデン政府より
プロフェッサーの称号も与えられたそうです。
彼女の作品には上品さと凛とした佇まいが兼ねそなっています。
一見普通に見えるミニマムなデザインの中にこそ本質があるように思います。
私が彼女の作品に惹かれる理由は、凛としたガラスの表情と意志の強さ
それは、ジョージア・オキーフやルーシー・リー レイ・イームズに
通じるように思うのです。
もちろん作風は違っても、そういう女性が作る作品に共感が持てます。
古い学校をCKRの手によってコンバージョンされたアトリエの寝室には
いつか手に入れたいインゲボルグ ルーディンのアップルがひっそりと輝いています。
是非手にとって欲しいガラス製品です。

作品集はこちら→web shop
アイテムは近日中にアップします。← tablewearでアップしました!

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倉敷

2010.05.14




先日 倉敷に行ってきました。目的は「フィールド オブ クラフト倉敷」
今回で5年目となるそうです。天気が良かった事もあり芸文館前広場はたくさんの人が来られていました。
現在patinaで取り扱いさせて頂いているchikuniさんと宮下香代さんともお久しぶりにお会いでき、ご挨拶する事ができました。
利便性やデザイン性を求めた消費するだけの雑多な物が溢れている中本当の豊かさを見つめ直すきっかけにと
このフィールドオブクラフトが開催されています。

人も多く 混雑していましたが、お会いしたかった作家さんとお話させて頂き充実した時間を過ごさせて頂く事ができました。
その後 倉敷の美観地区を散策。近くのギャラリーで赤木明登さんの展示を見る事ができたのも良かった。
そして倉敷民藝館、大原美術館などゆっくりと見る事ができいい時間を過ごせました。
約3年ぶりの倉敷。3年前倉敷民藝館の中で娘がごろごろと転がっていた事を思い出し可笑しくなった。

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母の日

2010.05.08

私には3歳の娘がいます。
子供が生まれ子育てをしていく中で、近くに両親なり 子育てのサポートをしてくれる人がいるという事はとても幸せな事だと思う。
ご両親が元気で子育てを手伝ってくれる事が当たり前なんて思わない方がいい。
それはすごくありがたいことで当たり前の事ではない。

妊娠して5ヶ月くらいの頃に父親が倒れました。幸い命は助かったものの介護なしでは暮らせない体になりました。
その当時 母の支えにならないといけないはずの私は妊娠中で病院に会いに行く事もできず、
母は母で私の子育てのサポートができないとお互いにとても苦しい思いをしました。
そして子供が生まれ生後5ヶ月の時に大阪へ。

どうしようもない不安に涙が止まらない時期もありました。
そして娘が1歳半の時 私が病気で倒れ入院。父親と同じような病気になり母にはとても心配をかけてしまいました。
自分自身が親となり親の気持ちが痛いほどよくわかるようになってきた。
娘には幸せになってほしい。この気持ちだけだと思います。
私は目の前で 「手術は命に関わります」 とはっきりお医者さんに言われました。
母は私に「親より先に死なない事」が親孝行だと言いました。

母の日、気持ちを少しだけ送りました。
そして私は 娘から保育園で作った「エンピツ立て」と「絵」をもらった。

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nathalie derouet ceramiste

2010.05.06

nathalie derouet ceramiste

フランスのドゥアルヌネというブルターニュ地方の小さな街にアトリエがあります。
nathalie derouet ceramiste 
彼女は、ヨーロッパのギャラリーで
白を中心にしたセラミックの作品を展開しているアーティストです。
デイリーユースのカップやPOTは柚薬と素地のバランスが絶妙!
そしてアーティスティックな作品も手のぬくもりが残しながら
空間に落とし込むと凛とした空気が流れるそんな作品達が到着しました。

なれない言葉を駆使してnathalieと何十回やりとりしたでしょうか?
遠く離れていても価値観が同じであればそんなに難しいことでは
ないことを学びました。

彼女の作品は光栄にも国内ではPATINAで扱わせて頂くことになりました。
少しづつですがnathalie の作品を紹介して行きます。

彼女の素敵なサイトもご覧下さい→ nathalie derouet ceramiste
*サイトに掲載の商品は在庫がなくてもお取り寄せ可能です。
 価格はお気軽にお問い合わせ下さい。

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デザイニング展

2010.05.01

 

先週行われていたデザイニング展 最終日だけ少し回る事ができました。

動ける時間が限られていたので早朝からスタート。中央区の輝国に移動。
「地中の棲処」傾斜状の住宅地にポツリと残された斜面。
斜面に掘られた3つの居室が地中の階段でつながり家族それぞれが傾斜地
お気に入りの場所に穴を掘って棲む というイメージの住宅になっています。
ほんの少し中心部から離れた場所でこんなにも眺めのいい場所があったなんて少し感激しながらの時間を過ごす。
その後、大名本宅での知人の展示会を拝見。

そして桜坂のpococoloデザインさんへお邪魔しました。
回遊性があり楽しくなる居心地の良い空間に娘もとても喜んでいました。
今回は残念ながら最終日しか動けず もう少し堪能したかったというのが本音ですが少しでもその空気感を味わえ
良い時間を過ごせた事だけでも良しとしたい。

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