糸の先へ

2012.03.04

久しぶりに北天神へ。

福岡県立美術館で「糸の先へ」〜いのちを紡ぐ手、布に染まる世界〜 が行われてます。
10組の作家さんの糸から始まる作品。
薄物の糸から織られている美しい布から藍染めや久留米絣、かごから刺繍まで。
作品のテイストは違うものの、細い糸が紡ぎだす美しい世界に見とれてしまいました。
美しいものを見ると、穏やかな気持ちになります。

光によって様々な色をみせてくれた「浮上する立方体の内包する空気」はとても印象的。
一度訪れた事がある鹿児島のしょうぶ学園の
ヌイ・プロジェクトのNOMAGUCHIさんの作品も見とれてしまいました。
美しい展示作品を見ながら改めて感じた事は、
テキスタイルの可能性と表現方法の重要さ、そして、展示に関わられた方のこの展覧会に対しての思い。
素晴らしい企画展です。

まだ行かれていない方は3月11日まで開催されていますので是非足を運ばれて下さい。

share patina

note

Recent Entry Monthly Archive
Our Friends Follow Patina

Page Top