PARVEENのはさみ

2010.03.09

誰でもそうなのかわかりませんが ひとつのことにこだわる部分とこだわらない部分が同居しています。
例えば 今使ってるはさみは小学生の頃から愛用している黄色ハンドルのステンレス製のはさみ 30年近く愛用し今でも使用しています。

機能は充分満たしているのですが、いつか視覚的にも機能的にも気に入ったはさみを見つけた時は卒業しようと思っていました。
ソニアさんのショッピングマニアルでイタリアのジ ロレンツィ製の糸切りばさみが取り上げられていましたが、
そのコメントに「一見シンプルでありながら、曲線の美しさや研ぎすまされた刃先に、はさみというよりジュエリーと呼んだほうがいいのでは?」
というコメントがありました。
偶然にも、出会ったPARVEENという名のmade in indiaのはさみも生産背景や形は違えど親指と人差し指にしっくりと馴染みながら
鋭利な刃先ははさみとしての充分な機能を果たします。そしてまさしく使わずとも美しい 意匠は眺めるだけでも美しい。

同じ物を一生使い続けることはエコロジカルなことかもしれませんが誤解を恐れず言葉にすると、
本当に気に入ったものと出会いが多ければ多い程永くものとつきあうことができると思いますし、
そのものとの出会いがより多くの思い出として記憶に残り 大事につかうという行為に消化されていくと思います。

PARVEENのはさみ入荷しました。

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