ハンス コパーとルーシーリー

2009.11.27

11/29(日)まで兵庫陶芸美術館でハンス コパー展が開催されています。
といってもあと2日間 ぎりぎりの情報ですみません。
ただし、今後は信楽の陶芸の森や多治見にある現代陶芸美術館などにも巡回するようです。

兵庫陶芸美術館は神戸から簡単に行けるかと思いきや、車で1時間強 有馬温泉よりも奥の
丹波にあります。そうです、気軽にハンス コパーを観たいという気持ではなかなか行けません。
正直すごく期待をしていた訳ではないのですが、美術館のロケーション そして
展示会の構成がコンパクトでありながら素晴らしいこと。
ハンス コパーの作品が大小130点 ハンス コパーの遺族やコレクターの協力のもと
日本で初めて紹介される回顧展の為に集められました。
イギリス陶芸界の巨匠と言えばご存知のようにバーナード リーチにルーシーリーが有名です。
コパーは一般的にルーシーリーの助手ととらえられているようですが、ルーシーリーは
コパーに意見を求め彼の才能を高く評価しており互いに強い信頼関係があったようです。
会場にはその事を証明すべくコパーからリーの贈り物の展示もありました。
会場は4部構成 年代を追ってコパーの作品を観る事が出来ます。
3部ブースには陶芸美術館が所蔵する多くのルーシーリーの作品の展示があり、
コパー作品の魅力を更に引き立てるとともにルーシーリーの偉大さが改めて理解できました。

やはり百聞は一見にしかず 実物を前にすると本で観た作品と違うようであった。
それはやはり ものからオーラが発していうのであろう。

そうはいってもハンス コパーやルーシーリーの作品はなかなか手が届くお値段ではないですね。
やはりここは 本を眺めながらじっくり楽しむとしましょう。

PATINAでは
ロンドンのギャラリーベッソン製作であるLUCIE LIEの小冊子と
珍しいLUCIE LIEの本が間もなく入荷しますので その際またご紹介させて頂きます。

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