ニューヨークの巴里夫&4周年!

2015.01.15

ニューヨークの巴里夫
昨日久しぶりに映画に行ってきました。「ニューヨークの巴里夫」セドリック・クラピッシュ、とても好きな監督です。2004年日本公開の「スパニッシュアパ−トメント」そして「ロシアン・ドールズ」を経ての3部作の完結編。美女達に振り回されながら、今まで以上に複雑で深刻な状況を苦悩しながらも軽快に乗り越えていく主人公グザヴィエはなんて愛おしい存在。周りの女性達は観ていて気持ちが良いほど奔放で力強い。そして今回は子供達という存在がいる。子供の存在が彼を変えていくのです。
スパニッシュアパ−トメントのラストシーンを覚えているでしょうか。両手を広げ走るグザヴィエ。カラックスの「汚れた血」ジュリエット・ビノッシュの構図と同じシーン。10年前、映画館で感激したシーンです。今回もグザヴィエは走ります。若い頃みたいな走りじゃなくて迷いながら、でも走る。40歳は惑う、戸惑いながらも走る、そんな姿に胸の奥が熱くなるのを感じるのは、きっと私だけではないはずです。

PATINAは、1月15日で4周年を迎えることができました。本当に皆様のおかげです。
昨年は、私自身いろいろと考えさせられた1年でした。自分の体調、子供の事、家庭の事。自分自身の身体のことを改めて考えなければいけないと思った年でした。自分の中にラインがあって、それはここまでしないといけないというライン。仕事、家の事、子育てのライン。そこを毎日クリアしないとなんだか気持ち悪くて、とても疲れていてもそのラインまではがんばりたい自分がいて、しかし、それはすごく自分を知らず知らず追い込んでしまい、昨年はその糸が切れかけてしまいました。もう少し自分の心と身体を休めてあげようと、7月から定休日を水曜日と木曜日にさせて頂いております。

娘も小学2年生になりました。今は夕方になるとお店にいます。来店してくださるお客様にもご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、皆さま娘にも優しく接してくださいます。本当に感謝しております。
40歳は惑う、戸惑いながらもゆっくりと自分のペースで進んでいきたいと思っています。
今年は2月からイベントも予定されています。金沢にあるお店、Gloini、ENIGME、SKLO、をお迎えして
「金沢展(仮)」を開催します!こちらも楽しんで頂きたいです。

まだまだ4周年、いまからもマイペースに自分も楽しめるイベントをさせて頂きながら、PATINAを楽しんでいきたいと思っております。どうぞ、5年目もよろしくお願い致します!

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