チャールズ・スワン三世の頭の中

2014.01.23

チャールズスワン三世の頭ン中
チャールズスワン三世の頭ン中
久しぶりに映画の話でも。最近は寒さのせいもあり、かなり引きこもりな生活。楽しみなドラマも今回はあまり見たいものもなく、私としてはとても残念な感じです。(闇金ウシジマくん2はいいですね)先日、久しぶりにDVDを借りてきました。家でDVDを見るのは久しぶり。理由は、基本的にコメディ以外は一人で観たい、家だと集中できない、ということです。今回は主人の映画セレクトがよかったのでプロジェクターを引っ張りだし映画鑑賞となりました。ロマン・コッポラの「チャールズ・スワン三世の頭の中」この作品、2013年にwowowで放送されたそうなのですが劇場は未公開。ロマン・コッポラの監督2作品目です。 一作目の「CQ」は空想の世界に生きるポールが主人公。「バーバレラ」を思い出させる映画。 父親はご存知フランシス・F・コッポラ、妹はソフィア・コッポラ。ロマン・コッポラは、映画監督というよりはミュージックビデオの監督や、脚本や製作に携わってるイメージです。プラダのフレグランスのショートフィルムはとっても素敵ですよ!「ダージリン急行」「SOMEWHWRW」「ムーンライズ・キングダム」「ブリングリング」などの脚本や製作など。すこし独特な個性的な感じだというのがわかるかと思います。
内容はというと、1970年代一世を風靡したデザイナーのチャールズ・スワン三世(チャーリー・シーン)は豪邸で悠々自適な生活を送っているが、恋人のイヴァナ(キャサリン・ウィニック)にふられてしまう。彼女の大量の靴を捨てにいったチャールズは誤って車ごと転落。入院をする事になったが彼女の事が忘れられず、彼女との生活を思い返し様々な妄想にふけっていく、、という物語。このチャーリーを演じるチャーリー・シーンがまたはまり役。現実なのか妄想なのか、ポップでキッチュな映像に個性豊かな登場人物。まさにロマン・コッポラといった感じ。妄想が楽しい。そう、妄想だから楽しいんです。現在の月9も妄想ありきのドラマですよね。私も、妄想好きですので親近感を感じます。(この主人公ほどHなことばかり考えてはいませんが) そして、やはり音楽がとても良い。(やっぱり音楽は重要!)なんともいえない、せつなメロディがとてもグッときます。ほんとに「好きに映画を撮りました」的な感じが伝わってきます。これは是非DVDを借りて観て頂きたい1本です。ただ、B級感あふれる感じが大丈夫な人にのみにおすすめです。(のみです。本当に。) しかしやっぱり映画はいいですね。そして映画は映画館でみないとですね。2月からはカイエ・デュ・シネマ週間もあります。1本くらいは観にいければなー。

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