DEREK WILSON CERAMICS

2012.04.30

DEREK WILSONDEREK WILSON
DEREK WILSON
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DEREK WILSON
世の中はゴールデンウィーク真っ最中。
長いところでは9連休と羨ましい限り(笑)ですが、PATINAではフィリップ・ワイズベッカー展を
行っておりますので是非足をお運び下さい。

さて到着後、ご紹介が遅くなりましたが、
PATINAで作品を取り扱いしておりますロンドン在住の舘林さんから、
『イギリスの若手の陶芸家でいい人がいるんですよ』とお話頂いたのがきっかけでした。
彼の印象は笑顔が素敵なジェントルマン。
derek wilsonは、北アイルランドのBelfastという場所にスタジオを構えています。
Belfastという街は、18世紀~19世紀の産業革命時代に発展した都市で、ヴィクトリア朝時代の建物が
多く残っていて素敵な場所のようです。あの豪華客船タイタニック号はBelfastで建造されたようなんです。
彼は陶芸家として、多くの展覧会にも参加し、イギリスでも今後が期待されています。
作品の背景には、イギリスの陶芸の文脈やヨーロッパやアジアの陶磁器の歴史的な影響がインスピレーション
として制作に反映されているようです。
日常使いをベースとした、デイリーユースラインと、コンセプチャルである彫刻的objectsシリーズは、
どちらもとても素敵です。PATINAではデイリーラインを取り揃えました。
デイリーラインの器たちを一見すると、ミニマムなプロダクトにも見えますが、
ろくろから形状を作る出すフォルムには、彼の技術と美意識が詰まっています。
ひねりを加えたカップ、独特な釉薬はまた美しく、裏面をみると、1つ1つ丁寧に削り取られた彫刻的なフォルムは
一瞬ではわかりつらいのですが、手なじみが良く体感すると離したくなくなるんです。
自宅でも愛用していますが、使い勝手もほんとうに心地よいのです。
使い手を考慮しながら、出来上がったデイリーラインは、場所や文化は問わない用の美としての器たち。
是非、店頭でご覧になられてくださいね。

舘林さんWEBサイト

derek wilsonのWEBサイト 

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