布草履

2009.08.19


なんだか草履がこの数年ブームになっていたらしい。たしかに最近良く目に
したような気もする。特別に感心もなかったというのが本音だ。
しかし今年になり義母から数点の布草履を頂いた。最初は履き慣れないのと
なんだか滑るような気がしてずっと飾っていたのだが、なんだか急に履いて
みたくなり恐る恐る履きだした。なんともいえないふわっと感、スリッパの
ように音もせず素足よりも気持がいい。そして汚れたら洗濯機で洗える便利さ。
今更ながら癖になった。
古くから続けられてきた生産労働の違いにより
日本人や黒人、白人の骨格は違っているようです。
日本人は前傾に重心を置いた前方軸の骨格であり
黒人は頭から踝(くるぶし)まで垂直に重心が落ちた垂直軸の骨格
白人は踵(かかと)に重心を置いた後方軸の骨格。
このそれぞれの重心軸の違いは歩行にも関係しているという説があります。
草履はつま先重心の前方軸の骨格に適した日本人に適している履物。
踵(かかと)が少しはみ出したくらいが丁度良いとされているのも
日本人の歩行術がつま先に重心を置いているからだそうです。
この布草履を作ったのは義母の友人。現在は体調をくずされているそうで
追加の布草履はお願いできませんでしたが着物の切れ端などで作られた
布草履は手作り感タップリながら心惹かれる色づかい。
大切に履いていきたい一足です。
¥2500~
詳しくはお問い合わせ下さい。
PATINA

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